夫婦(めおと)滝

↑OLYMPUS E-3 + ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm(2011.11)
向かって右側・・・雄滝
向かって左側・・・雌滝

所在地	：	愛媛県西条市丹原町明河

水　系	：	中山川水系鞍瀬川

落　差	：	雄滝・・・20m
		雌滝・・・25m

形　態	：	雄滝・・・直瀑
		雌滝・・・分岐瀑

桜三里、国道11号線から県道153号線へ明河方面に入る。せとうちバス明河線終点の保井野集会所バス停先のガードレール脇に夫婦滝登山口の看板があります。駐車場はなく、やや広くなった道路脇に止めるしかありません。バスの回転に支障のないように駐車しましょう。
登山道はかなり荒れており歩きにくく、次第にか細くなります。途中、数度の渡渉ポイントがあり、赤テープや岩に記された矢印にしたがって川を渡ります。「モウ後１時間」の看板から杉林の急な登りとなります。杉林を抜ける夫婦滝と貝の口滝の分岐点を示す看板のある支流の沢に出ます。沢を下ると貝の口滝です。夫婦滝へは対岸の梯子を登って進みます。眼下に美しい渓流が見えてくると夫婦滝はすぐそこです。左岸の岩場を抜けると夫婦滝下の小滝の正面に到着です。
滝は向かって右側が直瀑の雄滝、左側が分岐瀑の雌滝です。雄滝は水量が多いのですが、雌滝は平素の水量は少ないようです。雄滝は浅い滝つぼを有しますが、雌滝に滝つぼはありません。雄滝の滝つぼと小滝の渕は、とても透きとおっており美しいエメラルドグリーンを呈しています。
夫婦滝直下へは小滝の左岸を回り込んで行くことができます。
西条市のHPには落差４０ｍ，幅６０ｍとの解説がありますが、当HPは武市伸幸著「四国百滝」にならいました。

注意：登山道はかなり荒れており、予想以上に時間がかかります。日没の時間を考慮して計画を立てる必要があります。

→付近の滝：貝の口滝
→ブログ記事１
→ブログ記事２
→ブログ記事３